第8号 久々にして又、又の高峰 1,071m
T.C.F クラブラン 高峰山 1,071m 1983年9月4日 参加者 二塚、、鉢呂、市岡、高橋、福沢、宇川、西田 紀行文 鉢呂 |
ピンポーン・ピンポーン − − けたたましく目覚ましが鳴る。しかし、なぜか07時20分に起床。今日は久々にして又又の高峰なのであります。二塚サイクル出発が7時なので、焦りに焦って身支度をして07時30分、筆者宅より車にて出発。軽トラは全開バリバリで小牧を目指すのであった。30分遅れにもかかわらず、T.C.F一行に巡り会う事ができなかったのはいかなることか?小牧では1時間の待ちになりました。 さて、健脚集団と巡り会ってすぐに出発。なんと筆者は、比較的先頭集団だったのであります。( 実は、途中で吐き気が、、、ウ〜 ) なんとか越道の登り口にたどり着き、ここで一服。なんと、ここまでの来る間に誰かさんがアワの出る物を一缶落っことして来たのであります。みんなの冷たい視線が・・・ここから先はダートの登りとなる。 T.C.F OB会の2名は押しに押しまくって分岐点にたどり着く。ここで若い衆と再会。そこから又又の押し。結局、最後まで押し上げてしまった。 12時を少しまわった。すぐに宴会となる。しかし、時の流れか食生活の変わったのにはビッ栗。若い衆がラーメンとかいうたわけた物を作っているのです。その昔、おにぎりだけで、ブナオを越え、はたまた山の神を越えたあの時代はどこへ行ってしまったのか。そこで筆者は、こんな栄養のないもん食って山が下れるのかと横にいる西田君を見たのであった。 まあ、そんなこんなで約1時間過ごし、下りにかかるのでした。長いブランクのある私には久々の下りが恐ろしゅ〜て、恐ろしゅ〜て、ゆっくり下るのでした。すると、先頭集団の諭吉君がパンク。筆者と二塚氏は、ゆっくり先に行っていると言って10分位下った所で待っていた。しかし、待っても待っても彼等は来ない。遂に彼等は、私達が10分で下って来た所を1時間かけて下って来たのであります。まさに、ウサギとカメの物語。 全員そろったので再出発。私は例によってゆっくり下っていたのであります。10〜15分下ったでしょうか。道端に路傍の石、いや、路傍の西田君が転がっているではありませんか。 (会話モード) 筆者−− だいじょうぶか? 西田−− 大丈夫です。イタタ 筆者−− 自転車どこやった? 西田−− どっかその辺にないですか? 筆者−− おー!あった、あった。草ボーボーの中にあった。 筆者−− ありゃー。前輪振れとるがい、、、 と、こんな風な会話が飛び交い、ここで40分位のロスタイム。西田君は当然、全身ミミズ腫れなのであります。 結局、登りより遅い下りになったのでありました。 まぁ、色々とハプニングもありましたが楽しい一日であったことを付け加えておきます。 世界に広げようミミズ腫れのワッ、ハッ、ハ END |
コースタイム
高峰山中腹 利賀川上流を望む 高峰権現で宴会 高峰権現 |
【跡書】 富山県置県100年の年、それを記念して小杉町に太閤山ランドが造成され、開園した。園内には3.9kmのサイクリングロードがあり、中央サイクリングロードのほぼ中間に周遊コースが出きたことになる。そして、日本サイクリング協会から指導普及用として、ドロップ式のサイクリング車15台が貸与されることになり、去る9月11日貸与式があった。 来年度は中部日本サイクリングラリー(中日ラリー)が富山県で開催される予定であることが、9月6日の県サイクリング協会で披露されました。この前庄川町で行われたのは1977年ということです。宇奈月で宿泊を考えたいそうです。 夏休み中には随分と走り廻った会員がおられますが、いよいよ秋たけなわ。サイクリングシーズンです。クラブ行事には是非参加して下さい。 (U) 輪跡 第8号 1983年9月25日 発行 高岡・サイクリング・フレンズ 発行部数 60部 |