にゅうりん

ブナオ峠・新小瀬峠(袴腰峠)
オロロでオロオロ!!

 
【 オロロ 】
 和名、イヨシロオビアブ。体長15mmの大アブ。吸血昆虫。退治策ナシ

 アブは大型で、その口器は皮膚をかじって傷をつけ血をなめるようにできている。
 普通は家畜を襲うが、オロロはしつこく人にまとわりつく。
 オロオロするばかりです。(だから、オロロ)
 刺されると(かじられる)と電気の様に痛みが走り、あとはパンパンに腫れてくる。
 ブナオ峠への山村、中河内(昭和45廃村)地帯、川筋一帯に最多日に50万匹、
 年間200万匹もが出現したと推測されたこともある。

コースは、福光町→刀利ダム→ブナオ峠→上平→小瀬→新小瀬峠(袴腰峠)→細尾峠(旧r304)→福光

2002年08月14日 晴れ→曇り→雨→曇り→雨
            車種   ランドナー
            持ち物  おにぎりx2 お茶x2 デジカメ メモ カロリーメイト・ミニ 携帯電話
            工具類  パンク修理道具 予備チューブ アーレンキーx2
 
  
 刀利ダムから刀利隧道を潜る。 (地図)
 一応?通行止めになっている…
  
  
 ダム湖畔沿いをうねうね走る。このゲートは冬季閉鎖用かな?奥には懐かしい型のスノーシェッドがある。オラが厨房の頃はすでにあったぞい。
 そうそう、そばにオロロトラップが置いてあった。ちゅー事は……(汗)
  
 懐かしの滝谷隧道。驚いたことにトンネル内の道路が舗装され灯りまである!!! それと、対向車が来ると赤色灯が回る仕掛けが付いている。ん……誰が通るの?ここからオロロに悩まされる。 (地図)
 
  
 廃村の中河内と長瀞峡をオロロの襲撃を受けながら通り過ぎる。ハッキリ言って乗車不可能!右手で押し、左手はタオルを廻しオロロを払う。画像は長瀞峡をチョイ過ぎた辺り。一番道幅が狭いところです。

 下小屋が一番非道かった…@オロロ。
 画像は不動滝の手前の橋です。(地図) ここまで来るとオロロの襲撃も少なくなる。もう体中刺され(囓られ)、気が狂いそうになる。
 
   
 振り返ると、結構標高をかせいだのね…(しみじみ)
 意地でここまで来たようなもんやね。変な体勢で押していたので、股関節がメチャ痛いのよね……(ブツブツ。)
 

 不動滝に着。(地図) 小矢部川の源流になってます。
 ここで車3台とすれ違う。「ここ、通れます?」と聞かれたけど、「自転車なら大丈夫でしょう!」と答えておいた……
  
 滝の全容です。情けない展望台まで降りると拝めます。
 

ブナオ峠にやっと着。(地図)
 画像は刀利側(福光町)です。
  

 峠名を刻んだ石碑です。オラが厨房の時のとは違うような気がする。
  

 立派な案内板があったはずなのに、なにこれ???
 

 峠より上平側です。戻ろう!と思ったけど計画通り逝っちゃいますた。
 

 下りは楽しむつもりが、てんで楽しめない。マファックってここまっで効かなかったっけ?一応、タンデム+XTR(シュー)だぞ?
  

 左の画像辺りからは桂湖が拝める。ここは(地図)四十八曲坂とか四十八曲峠と呼ばれ、越中桂〜おのえ峠〜飛騨加須良〜蓮如岩(蓮如峠1073m)〜馬狩につながる道があった。
 

 エンジンブレーキ(=ダイナモ点灯ね。w)を多用し、R156にでる。(地図) ここも昔と変わっているのね…。旧R156の境川橋(富山・岐阜県境)で飯を食い、新屋橋を渡らず庄川左岸経由で小瀬峠(袴腰峠)を目指す。
  
 小瀬集落に一件残る羽馬家です。元YHでした。(地図) 実は、こもオロロが…おまけに雨が…
 

 降ったりやんだり+オロロ攻撃あり〜ので標高を稼ぐ。
 本当は秋が良いのよね〜。夏はxやね。
 
 頭も呆けたらしい…分岐を間違え、池の平(地図)に来てしまった。ここから鳥越峠(臼中峠)に行けるみたい。
 

 なんだかんだで新小瀬峠(袴腰峠)に着。(地図) 分岐から峠までが大変辛かった。ハンガーノック+股関節痛でヘロヘロですた。あっ、ランドナー後の登山道から小瀬峠に行けます。
 

 ダートをだーっと(アホやね)下り、旧R304に出る。
 五箇山トンネルまで通行止めだったが、体力的に「はい!そうですか。」と言えなかったので無視……
 雨の中、福光町のデポ地に戻りますた。
 
 
夏は行ってはいけません……


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