にゅうりん

旧北陸街道と、
莇谷
(あざみだん)尾根越え


【 旧北陸道 】  地図
(倶利伽藍峠) 
莇谷  地図

今回は富山の歴史の道である旧北陸道と、
安楽寺から津幡町に通じていたと言う古道(莇谷尾根越え)を探索しました。
コースは、小矢部市市民駐車場→石坂→倶利伽藍峠→山森→竹橋
R8→倶利伽藍駅→大畠莇谷周辺→峯坪野小矢部市市民駐車場


2003年03月02日 晴
            車種   MTB
            持ち物  ウインドブレーカー、お茶、おにぎりx2、ゼリー飲料
            工具類  入っていると思っていたら入っていなかった!(情けない)

 


石坂に安居観音道を示す石柱があった。
文字が薄れているが安居という字が確認できる。

石坂を過ぎると遊歩道になる。また階段だぁー(泣)
ここから矢立までを長坂といい、急勾配が続く。

石坂から矢立まで色んな石碑があるが、
皆写すのもたまらないので省略・・・
で、矢立を過ぎると源平ライン出る。

左、源平ライン 右、砂坂
砂坂経由で砺波山を上る。勾配がメチャ強い!
自転車は源平ラインが良いでしょう。

砺波山を越えると再び源平ラインにでる。
少し進むと倶利伽藍峠です。
画像は峠より小矢部市方面。

桜も開花していないので倶利伽藍不動尊はパス。
津幡町森寺から旧北陸道に入る。
熊注意!の看板がある・・・

城ヶ峰で右折すると地道になり、小屋の張りぼてが出現。
ハイカーにパンフレットを貰い説明書きを見ると、
道番人の屋敷跡とのこと。

道番人屋敷跡を過ぎると感じの良い下りになる。
階段攻めで不満が溜まったので豪快に下る。
しかし、1/2万5千地図では点線道なのよね。

途中、町道を横切る。
ここから前坂と呼ばれる道に入る。
資料によると、大勢の兵士が身を隠せる地形で、
急勾配は戦略攻防の要所であったとか。

前坂を下って来たところ。
ここで平野部にでる。
旧北陸道は歴史国道として整備されている。
小矢部市埴生に、倶利伽藍源平の郷埴生口、
津幡町竹橋には、倶利伽藍源平の郷竹橋口があります。パンフレット等が設置されているので立ち寄るのも良いでしょう。

ここからR8を走り、倶利伽藍駅を目指す。
別に、鉄好きじゃ無いんですけど・・・

倶利伽藍駅
煉瓦造りのアーチはプラットホームです。(もち、現在の)
奥のヤツは線路下を通っている。
これを見たいが為に立ち寄ってしまった・・・

莇谷の少し南側にある神社前の道
画像の道は県道216が完成する以前の道。(約80年前)
しかし、林道工事のため地図上をたどるのは困難。
(ジモピーのマッタさんの情報によると旧道は直進するのが正解らしい。杉林に覆われ大変渋いとのこと。)

左の画像から進むと、八の谷から市谷、笠池ヶ原を通って莇谷の東の尾根を横断して不動山までつけられた峰わたし林道にでる。
資料によると林道横の鉄塔付近に古道があるらしいが、見当たらなかった。ここだけではなく、左画像からここまでの管理道も探索したのよね。

莇谷からの林道を天田峠方面に進む。
至るところに道跡があり、どれもが怪しく見えてくる。
画像は莇谷方面を写す。

途中に階段があったので登って見る。
何なんだろ?怪しさ120%
県境を横切り、峯坪野を目指す。
県境沿いには県道が利用される以前の道が残っていた。
そこから峯坪野を目指すが、そのまま管理林道を通っても面白くないので峯坪野の高台にある八幡宮を通って行くことにする。
地図では八幡宮から峯坪野までは点線道である。
ワクワク・・・

で、峯坪野の八幡宮。結構新しい。

峯坪野集落に通じる石段。
なんと5〜6段しかない。奥は崖!

石階段から右に進むと集落に通じる。
これが点線道の正体である・・・

峯坪野の田畑です。
峯坪野からR471経由で小矢部市駐車場に戻る。
走行距離は短いのだが、古道探索のため歩いた距離は結構あると思う。

自転車で莇谷、峯坪野周辺を走るのは初めてなのだが結構濃〜い所であった。
何度も通えば古道跡にたどり着けるかも・・・




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