にゅうりん

野仏の
ポタ
(東西飛騨街道、猪谷周辺)

 

 


【 飛騨街道(東西猪谷周辺ポタ) 】
 野仏の里(東猪谷)に行ってみたいな〜!!! という事で、650bランドナーで猪谷周辺をポタポタ。

 2007年10月13日 晴れ
             車種   650bランドナー
             持ち物  お茶、携帯
             工具類  色々。。。
 


 JR猪谷駅にデポして出発。(地図)
 

 飛騨西街道(R41)を横切り、神通川に架かる神峡橋を渡ります。(地図) 神通川は富山藩と加賀藩の藩境で、橋を渡ると加賀藩領となり、飛騨東街道(r188)に出ます。
 
  
 神峡橋から下流側は行った時があるので、今回は上流側に向かいます。神峡橋から町道を進みます。(地図)
 

 いきなし10%の上がり坂。。。
 御堂坂(みどうさか)というらしいです。
 頭上の柵に、お地蔵様がいらっしゃいます。 

 歩いて数m上るとお地蔵様軍団が…
 

 そんなに古くは無さそう。
  

 御堂坂から8.5%の坂を過ぎ、下集(しもんけ)集落内を進みます。あちこちに祠があります
 

 ほんと、あちこちにありますわ。
  

 こちらのは道祖神でしょうか。男女を祀ってあります。
 

 猪谷発電所導水管近くにある地蔵堂です。

 橋を渡ります。欄干に百万石行列がかたどってあります。
 川の流れはそのまま、猪谷発電所に行きます。(地図)
  
 橋を渡るとプチダウンヒル。
 

 町道とr188が合流する三叉路角に三夜塔(二十三夜塔ともいうとか…)があります。(地図) 月待供養の事らしいのですが、長くなるのでパスです。
 

 三夜様(さんにゃ様)です。仏様の中央にはアレがあり、それを囲むスライムの様な形は、アレだとか。w

 上集(かもんけ)集落に入ると、素盞鳴(すさのお)社がありました。(地図) 
  
 百万石行列の村」という石柱が立ってます。加賀藩の行列を模した祭りが20年に1度おこなわれるとか。次回は2023年です。
 

 集落内を進みます。
 ちと廃っぽい???

 集落をちょい行くと、東猪谷関所跡にたどり着きます。(地図) 石碑には「旧加賀本藩 十七代藩主 前田 利建 書」と刻んでありました。
 
  
 石碑は高台にあり、結構立派な物です。
 

 横にある説明板。

 集落の外れに、16体ものお地蔵様を祀った地蔵堂がありました。
 

 逆アングルです。
 

集落を過ぎて、熊注意の看板を横手に見て進むと、野ざらし地蔵があります。
左から二番目のお地蔵様は弘前3年の物とか。。。(地図)
 

 街道は高原川の右岸を進むのですが、確認不可能になります。現道路(r188)は高原川に架かる橋を渡って、元神岡線の飛騨中山駅前のR41(飛騨中街道)にでます。画像は高原川に架かる橋上です。奥に架かる橋はR41です。(地図)
 
 橋を渡ってR41経由で猪谷に戻れば速いのですが、猪谷トンネルで逝きたく無いんで、r188経由で戻りますた。


 
  
 今度は西猪谷関所跡@富山藩領です。(地図) ここから飛騨西街道にある蟹寺峠が伸びているのですが、JR高山線で分断されてます。
 

 R41からR360で蟹寺トンネルを潜り、出口を右折して東街道の蟹寺峠を目指しました。(地図)
 因みに、トンネルを出て左折して発電所に向かう細い道(地図)は、高山に向かう東街道です。

 峠までの道は、急な上がりですが距離は短いです。振り向くと蟹寺集落を見回せます。
 

 ヘアピンを一つやり過ごすと蟹寺峠です。(地図)
 

 峠を下るとすぐに右側=神通川の風景が広がります。画像は加賀藩領にある猪谷発電所です。行きに通ってまする。
 

 上りに転じる横にに怪しい脇道。。。(地図…多分)

 MTBなら乗車OK道なんですが、クラッシックランドナーなんで大人しく押しますた。w
 

 下を見ると、R360とR41の猪谷トンネル入口が見えます。(地図)
 

 JR高山線の猪谷トンネル上に出ました。(地図)
なんか良い感じ。。。
  

 ここからJR高山本線を横切って、西猪谷関所跡につながります。(地図) まぁ、大人なんで迂回しますたよ。w でっ、お終いです。
 
 以前から興味があった、野仏の里に行ってきました。

 野仏の里には、信州・高山方面の影響もあり、多種多用?な仏様があります。解説本片手にマタァーリ回れば、一日終わってしまいます。興味がある方は、是非x2徘徊?して下さいませ。


 参考資料
 ・越中の街道と石仏 (塩 照夫 著)
 ・飛騨街道紀行 (松尾 一 著)
 ・読売新聞北陸発 ふるさと散歩野仏の里
 ・とやまウオーキングガイド
 

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