創刊号 越道峠、高峰山
記録シート 10 |
<所感> 10月21日は平林さんと山田村経由の栃折峠側から、28日は野村と利賀側から越道峠を攻めました。栃折峠側の道はとても酷く、乗車できる状態でなく、初っ端から押しでした。利賀側の道は、栃折峠側より良く北豆谷から峠まで15〜20分で登り切りました。小牧からの登りは少々きついけれど、越道峠は利賀側から攻めた方が無難みたいです。 峠の頂は車2〜3台止めれるくらいの広さがあり、お地蔵様が安置されており、そこから利賀川上流方面の景色を眺めることが出来ますが、何となく殺風景です。 平林さんとサイクった時は、ついでということで高峰山に登ったのですが、坂の勾配はまあまあで、登りの途中から山頂のアンテナが見えます。だから山頂にはアンテナしかないと思っていた僕等は豪華な神社を見て驚いた。「へー。こんなところに。」といった感じです。 山頂からは、八尾、利賀側の景色を眺めることが出来ますが、あいにく曇り。晴れていたら最高だったと思う。 (晴れていて空気が澄んでいたら、海が見えます) 平林さんは、高峰権現での100円のお賽銭が利いたのか、十八番の落車もなく無事に北豆谷に下ることが出来たが、あそこの権現さんは5円のお賽銭は受け付けないのか、下りでパンクしてしまった。平林さんは日頃のお返しなのか、大変喜んでいた。まー、予備のチューブが有るからいいんだけど、、、。 帰りは平林さんの後ろを走ったおかげで、しぶきをたっぷりくらう。平林さんとペアで走るのは避けたい。 津幡 |
21日 越道峠 21日 越道峠のお地蔵様 |
21日 高峰山頂 1991年春だったと思う。QSL用 |
小牧ダムから北豆谷間 |
( 跡書 )
11月の旧小瀬峠のクラブランも無事に終了し、今年走ったクラブラン・プライベートランの記録を中心に、一年間を皆さんの協力を得てまとめてみました。 我々は峠だけを目指して走っている訳でも、記録を取るだけに走っている訳でも有りませんが、楽しかった、そして苦しかった記憶をより鮮明に、末永くたもつために、そして後からそれらのコースを走るサイクリストの少しでも参考になるだろうと考えてメモっているのです。 サイクリングで苦しい峠を制服したときの充実感は、実際に体験した人でなければ、また人によって感じ方は千差万別であり、私のような者がいくら美言を並べても言い表すこと不可能というこで、記録中心に収録しました。 来年もまた皆さん一人一人が、今年の体験を基に新しい体験をより多く得るよう、そして、このサイクリングの楽しさを自分だけでなく一人でも多くの人に知ってもらうよう仲間を増やして行きたいものです。 (二塚) 輪跡 創刊号1979年12月 発行日 1979年12月 発行者 高岡・サイクリング・フレンズ(T.C.F) 発行部数 35冊 |