第4号 山歩きサイクリング
1980年10月5日 唐木峠(670m) 高落場山(1,120m) 福沢宅を07:30に出発。野村、鉢呂、福沢、僕の計4人は唐木峠へと自転車を進めた。途中、城端で昼飯を持たぬ僕以外の3人は缶詰を買う。メニューは皆、似たり寄ったりである。 そして、廃村である若杉を目指す。唐木峠は縄ヶ池林道から攻めたら道も良く楽に行けるが、林道の何処から唐木峠の道がでているか解らないので若杉から攻める事となった。10:20に唐木峠の入口に到着。 自転車を置きフロントバックをはずし、ショルダーベルトを用いて肩に掛け遊歩道めいて道を歩く。10分後に縄ヶ池林道にでる。 『 ここまで自転車を担いでくればいかった〜。 』 と、わめいたが後の祭り、峠を目指す。道には石畳がひいてあり昔にぎわった道だということがわかる。 11:03に峠に到着。峠には 「この道も賑わったこともありました。唐木峠・朴木峠を経て梨谷へ通ずるこの道は〜。」 という立て看板が転がっていた。朴木峠へ通じる道を見つけたが草でばやくで行けそうにはなかった。ここで昼食をとる。フルーツポンチが好評であった。 12:09 紅葉めいた高落場山を目指す。今までの道と違い勾配がきつい。福沢君は中2ということもあり遅れがちとなる。途中、右を見ると人喰谷から細尾峠間のR304を眺めることができ、後ろに振り返ると城端の町が一望できる。 途中、登山者2名に出会う。今日は、原山牧場→高落場山→唐木峠→原山牧場の登山大会だということを知る。 12:55 山頂に到着。ここからは祖山、大崩島を眺めることができる。( 登山者はあの山この山が眺めることができるとよく表現するが、サイクリストは下しか見ない。この道がああいってー、こういってー、悲しいサガ?) ここから梨谷へ通じる道があるという話だが見あたらなかった。 13:50 無事、愛車のもとにたどり着く。縄ヶ池林道まで自転車を担ぎ上げ、そこから林道の砂利道をR304まで楽しむ。 16:00 桜ヶ池を出発し、砺波には17:05 高岡には17:40に到着した。 今回のサイクリングは走ることより、山を歩く事の方が主となり、使い慣れぬ筋肉を酷使したせいか一週間も筋肉痛に悩まされてしまった。 津幡 |
唐木峠を目指す。石畳道 峠の立て(寝て?)看板 |
唐木峠。左、高落場山。奥、朴木峠 |
高落場山山頂 |