第5号 五箇山観光サイクリング
1981年5月17日 ( 日 ) 雨 |
クラブラン 五箇山観光サイクリング 5月17日、五箇山へ行きました。その日の朝の天気は今にも雨が降り出しそうなぐずついた曇り空。とにかく、ぼくと内島兄弟と炭元で、7時に二塚サイクル前に行った。少したつと、高岡サイクルフレンズの人達が集まって、チャリンコを車に乗せて7時40分に出発。 R156を南下し、1時間位で五箇山の山の中に入った。新緑の木々と庄川が繰り広げる風景はとても素晴らしいものだった。 平村上梨に着いて下車し、チャリンコの調整をし、9時40分頃に出発。いきなりダウンヒルと来たものだから気分最高。ちょうど、この頃から空も晴れてきてサイクリング日和になる様な気がした。体全体に当たる風はとても冷たく気持ちが良かった。 あっという間に上平村まで来てしまった。合掌造りの家々が見えてきた。いつ見ても風流で時の流れを感じさせる建物だ。その頃から晴れていた天気が曇りとなった。少々その事を心配してなお走り続ける。 不思議な形をした合掌大橋に着いた。そのとたんに雨が降ってきてどしゃ降りになった。時間がたてば晴れるだろうと思っていたが、雨はますます強く、空から落ちてくる。急いで近くのお宮に避難する。服がベチャベチャに濡れて寒い、さむい、サムイ。 雨がやんでくれないので、ここでお昼御飯。温かいコーヒーを飲んで少し身体が温まった。空の様子を見ていたが、とても晴れてくれそうにない。仕方なく、一部の人達が上梨まで車をここまで持って来て、帰るという事にした。 1時間位待って、ようやく車が来た。車にベチャベチャになった愛車を乗せて貰い、出発。 今日は20kmも走っていないだろう。サイクリングと言うよりもドライブと言った方が良いような気がする。 16時30分、二塚サイクルに着いた。雨は一度も、一時も止んでくれなかった。 「 雨のバカヤロー 」 と叫びたくなる。 雨さえ降らなければ、もっと素晴らしいサイクリングができたのに。 雨に泣いた日のレポートでした。 おわり |
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跡 書 内島
待望の全国ラリーまで残った日数もわずかになってきました。昨年同様の冷夏の予想は7月中頃から見事裏切られ暑い日が続きましたが、8月に入ってここ数日は秋の気候。いったいどうなっているのでしょうか? 輪跡は半年余りぶりの発行となりましたが、前半の雨の休日続きか、クラブランもさえなかった様です。これからの空模様に期待をかけたいものです。 ところで跡書子ですが、前半サイクリング以外の仕事が2つほどあって、すっかり自転車の遠出から離れておりまして、会員の皆様方には申し訳なかったと思います。これからは少しは仲間入りさせていただけるかと考えております。 全国ラリーの当クラブの担当コースについては、クラブランの他にも下見がなされてますが、私めもようやく7月25日に走り、ホッとしているところですが、常願寺川の急勾配はさすがにきつく、かって社会科の授業で教わったことを身をもって確認しました。 桂台から先は工事中でしたが、まだT.C.Fでは入っていないとのことでありましたので称名滝まで行ってみましたが、約2kmは舗装完成。残りの2kmのうちの約1kmも路面はほぼ出来ており舗装待ちで、本当の元のままの道は極わずかであり、ビックリしました。 しかし、勾配は10%ですぞ。おそろしや、、( 年のせいか ) 全ラリの当日はどれ位で行くことになるか。それはその時ですが、下見クラブランの記録も本文中に出てきませんでしたので、蛇足とは思いましたが記録にとどめさせて頂きます。 |
全ラリDコース下見ラン 内島
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輪跡 第5号 発行日 1981年1月1日 発行者 高岡サイクリングフレンズ |