第7号 キゴヤ峠、三尾、法華線経由臼ガ峰 

 

1982年4月8日 ( 木 ) 小雨、曇り  宅美

 今日は4月8日、平日である。しかし、今日は入学式のため、我が高校は休みである。筆者はそれを良いことに、小雨降りしきる中をTCF未開の地、キゴヤ峠へとペダルを踏んだのである。
 R160に入ってから、ボトルとインフレーターが無いのに気が付き、急旋回と逆噴射で家に戻り、予定より20分遅れで再出発である。
 論田までは “ 勝手知ったるナントカ ” で9時20分に到着。ここを左に入り 「 いざ行かん!キゴヤ峠〜 」 と一人意気込み走りだす。途中数回、土地の人に道を尋ねるが、皆、筆者に熊無への道を教えてくれる。わざわざキゴヤ峠を越えようとする人は少ないのであろうか? 論田から20分。峠への標識を見つけ胸が高鳴る。5分後、ついに峠にたどり着いた。切り通しの峠は、どちらかと言えば並だが、ソロであることと、処女地征服の喜びが並の峠を特上に見せてくれた。筆者はこれより数十m戻った林道三尾、法華線へ突入する。初っ端から14%の登りであるが、さほどきつくない。時間もあるので処女地征服の喜びを噛み締めつつ、ゆっくり走る。
 林道の登り詰めで10分間休息。10時8分には林道から三尾の部落へ出る事ができた。
1982/4/8
データ


高岡 08:20
論田 09:20
キゴヤ峠 09:45
三尾 10:08
臼ガ峰入口 10:21
臼ガ峰 10:34
臼ガ峰 11:30
三尾 11:42
日名田 11:46
谷屋 11:57
大野 12:05
高岡 12:48

 雨上がりの濡れたアスファルトの道をくねくねと登り、臼ガ峰の入口である。ここからが異常な登りなので、しっかり4km/hの世界を満喫する事ができた。9時34分。素晴らしい臼ガ峰展望台が筆者を迎えてくれた。ここで大変早い昼食にする。メニューはホテイの焼き鳥、江戸ッ子煮、杏仁サラダ ( 杏仁サラダ てナンじゃ? ばった ) 、“ 味噌汁ofフイルムケース ” と珈琲でロンリーランチタイム。
 食べ終えた頃に警備保障会社の車が上がってきた。筆者はその人と話をしつつ、親鸞上人の像を見たりして、11時30分に出発。来た道を三尾まで引き返し、谷屋で羽咋線に合流し、朝来た道を引き返した。12時48分には、二塚サイクルで 「 処女地征服武勇伝 」 を一席語っていた。
 雨は上がり、雲の切れ間から薄日がさしていた。  キマッタ!

 


2001/10/28
キゴヤ峠氷見市側

2001/10/28
キゴヤ峠石川県側 奥に見えるは、茂住峠に住む人

ばった家愛車

1982年4月11日 臼ガ峰

1982年4月11日 臼ガ峰


キゴヤ峠   輪跡 ( HP版 ) を作るまで、コロっと忘れていた
さすが、「 忘れられた峠 」 である
で、
画像が無かった、、、
茂住峠に住む人を誘い、キゴヤ峠へ

登らん、、論田の坂は結構急坂です
( 1,000ccの車にて )

峠は工事中
一年以上工事が続いているのでは?


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