第7号 茂住峠 茂住峠&長棟林道、輪行ラン 

 

1982年8月8日 晴れ   参加者  塚原 鉢呂

茂住峠、長棟林道 輪行ラン



 57年8月8日。歩く頬っかむりの塚原氏と、歩く馬耳東風の筆者は、飽きることもなく神岡線を利用して茂の住む峠を ( 茂住峠 ) を目指したのであった。千里より高山線に乗る。車内では女の方に缶切りを貸してあげチョット良いことをした気分になった。茂の住む駅 ( 茂住駅 ) で自転車を組み、峠の上りにかかった。
 最初の舗装路の上りはダートでなければいやだという駄々っ子的な要求もあって塚原氏も押す。カーブを一つ、二つと曲がるとダートが見えた。塚原氏は自転車をまたぐ。しかし、下りじゃなきゃ嫌という駄々っ子的な要求もあって塚原氏も押す。
 結局、峠まで押して登った。峠では前回、地蔵さんを発見できず石瀬さんにこの輪跡5号でいじめられた苦い経験があったので自転車を降り (?) すぐ捜しに回った。( ちゃ〜んと有りました ウッシシ ) ここで昼食と思ったのですが水のある所まで行こうという要望があり更に下った所で昼食とした。内容はリッチに缶詰とおにぎり、カフェオレとコーヒー、お吸い物 ( なんちゅう組み合わせや? ) といったもの。昼食を終え身支度を整え、野鳥のさえずり、小川のせせらぎ、塚原の遠吠えを聞き、ゆっくりと下る。
 この林道沿いは人家もなく本当に山の中といった感じでスケールも大きく、力が余ってしょうが無い人にはお勧めコースである。 ( 茂の住む峠はあなたの来るのを待っていてくれるでしょう ) 塚原はバーナーをいたわりユックリと下る。私もそれに合わせ風景を見ながらユックリくだる。そろそろ風景にも見飽きかけた頃、前方にトンネルが見えた。岩をくり抜いただけのトンネルである。 ( 第2號隧道 ) そのトンネルをしみじみくぐる。 ( あぁ〜 なつかしや ) このトンネルをくぐって深い谷間を左下方に見ながら残りの林道を下っていった。
 桧峠からの下りは地面が締まっていて幾分下り易かった。林道を下りきり舗装路に出た私達は千里より車に乗り換え高岡に帰った。
 そして私は8月22日に再び格子無き牢獄 ( 松下電器商学院3組 ) へ帰った。
 また暗い生活の始まりだ、、、。  END

 追記   この文中に大井君が出てきませんでしたが無視していた訳ではなく、
       彼は参加しなかっただけのことです。       ワッハハ
 

茂住峠のお地蔵様
(?を挿入してくれとのこと)


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