第7号 『拝啓 鉄人様』 医王山、菱広峠の思い出
『拝啓 鉄人様』 医王山、菱広峠の思い出 差出人 二塚 1982年6月13日 晴れ一時霧雨 |
拝啓、鉄人様。今年も早や過ぎようとしていますね。我がTCFも一年間、思い切り走り回り、充実した一年間を送りました。その輪跡のなかで、最も印象深く一生忘れられない出来事は、貴殿に出合った6月13日の菱広峠の思い出です。 医王山林道から林道菱池広谷線の出会いで、クラブ員約一名が行方知れずとなり、見上峠まで行き過ぎて引き返して来た内島君と、感激の対面をしたあと、皆より遅れて峠に着いた時でした。何回も標高790mのこの峠に来ているが、今日は何かにぎにぎしい。先着隊に聞くと、金沢大学サイクリングクラブだと言う。KUCCのOBで、我がTCF同士の宇田氏の事を尋ねたり、一緒に写真を撮ったりしているうちに、誰かが 「 鉄人が居る。」 と言ったのです。まさかあの有名な鉄人、すなわち貴殿にこんな山の中で会えるとは、何とラッキー何だろうと我がTCF一同大感激したのでした。ヒュッテの屋上で、一緒に写した溝口氏はその写真を家宝にしているのですよ。 そして金大CCと貴殿のランは、サイクルスポーツ誌 「 鉄人と走ろう 」 の企画だと聞いて、我々は淡い期待を抱いたのでした。それは我々の事が 「 サイスポ誌 」 に 「 途中で合ったサイクリスト 」 と言う題目で、記事の片隅に載るのではないか?という事です。現に同行のサイスポ写真班も我々の事をレポートしてたのでした。しかし、その期待は全く裏切られたのでした。7月21日発売のサイスポ8月号には我々TCFの事は一言も載っていなくて、残念無念な思いをしたのでした。 しかし我々はこれに挫けることなく、この後も相変わらず走り続けました。そしてサイスポ誌では毎月貴殿の走りぶりを拝見しています。クラブ員の中には、TCFで 「 鉄人と走ろう 」 の企画で一緒に走ろうと言う者もいますが、そういう機会があれば是非一緒に走りたいものですね。 これからもお体に気をつけて頑張ってください。 敬具 追伸 菱広峠で一緒に写した写真を同封致します。その時の事を思い出していただければ幸いです。 それと医王山林道のコースガイドの記事 「 輪跡4号 」 も同封します。 一読して下さい。 |
距離・地形図は 輪跡4号を参照して下さい 百万石道路入口 通称、医王山スカイライン |
医王山林道のどこじゃろ? |
三蛇ガ滝 メシ |
菱広峠 TCF & KUCC と 鉄人 |
|
○○家の家宝? |
医王山縦走線 |
鉄人? おらぁ知らん!
1982年時、私ゃサイスポ見てないのよね
姉妹紙のモーター・サイクリスト、CAY BOYの方を見てたりして、、
そんで興味が無かったので、この 「 拝啓、鉄人様 」 は亡き者にしようと思ったのだが
『 だめやちゃ〜 』
と、嘆願?する人がいたので載せました
このランでは鳶岩には登ってないのね
変わりに三蛇ガ滝に行ってる見たいですな
1982年6月、私ゃ何してただろ?
明治村近くでキャンプランだったかな?