第8号 菱広峠から奥医王山頂939.1mへ

 

1983年6月19日  T.C.F クラブラン
参加者  
石瀬、二塚、野村、宇川、高橋、市岡、鈴木

紀行文
  鈴木

 6月19日、少し曇り空。医王山へ行くのに自分だけ砺波市役所へ行き、皆が来るのを待つ。07:00 に来る予定なのになかなか来ない。「 遅いなぁ〜 」 と思っていると 07:15 頃、オジサンを先頭に見慣れた顔が見える。少し休み 07:30 に出発。強いと言われる(皆だが)宇川君が見える。「 楽しくなるなぁ〜」 と思っていると高橋さんと市岡さんが試験の話をしだす。一人暗くなりながら福光駅に到着。ここでオジサンが恒例のビールを買う。
 緑が多くなって来て登りが始まる。パラボラアンテナの見え始めた所でみんな、「 だやい 」 とか言って自転車を降りる。国見ヒュッテの売店まで登って水を補給。アイスクリームを食べる石瀬さん達と観光案内図を見ているとオジサンが売店のオジサンと話をしていた。キャリア( 年の差 )の差を感じた。
 ここから菱広峠までは道とは思えない所を走る。道の右側が山で左側も土があると思っていたらすぐ崖だと言われ、ビックリする。峠を目指して登っていると霧が出てきて少し寒かった。自転車を押したり乗ったりして峠に到着。ここではもう雲もなくて太陽がSun Sun 凄く暑かった。

地名 到着 出発 km km/h 備考
高岡 - 07:14 - - -
砺波 07:46 07:54 12.67 23.76 -
福光 08:29 08:34 26.32 23.40 -
スカイライン
入口
09:13 09:20 32.30 9.31 -
朴坂峠 09:27 09:28 33.09 6.17 -
国見ヒュッテ 10:15 10:28 37.80 6.01 -
菱広峠 11:17 13:34 41.07 4.00 奥医王山へ
ハイキング
中の小場川? 13:45 13:50 43.48 13.15 パンク
一名待ち
下り途中 14:02 14:27 47.14 18.30
糸谷 14:32 14:35 48.87 20.76 -
福光 14:55 15:03 55.91 21.12 -
砺波 15:42 15:58 69.74 21.28 -
戸出 16:09 16:38 73.51 20.56 -
高岡 17:05 - 82.51 20.00 -
 ここでメインイベントの昼食を開く。何と言ってもこれが何回やっても楽しい。昼食も後半戦の頃、宇川君がどこからか大切そうに生卵を出して目玉焼きを作っていた。皆から珍しがられていた。
 昼食が終わってから奥医王山へ向かった。途中の小さな池の上の木にモリアオガエルの卵が沢山ぶら下がっていた。山頂でコーヒーを飲むのに水、火を提供した僕は一滴の水も飲めなかった。降りてきて 12:30 に出発時間を決め、それまで休息、これから下りとなる。
 12:30 出発。皆ランドナーなので速かった。途中、市岡さんがパンク。15分程待つ。舗装路に出て、ここぞとペダルを踏むが野村さんに負ける。
 帰りはいつも皆、スピードがでる。野村さんが、「 だっか、逃げやらんかい!」 ( 注 だっか = 誰か 「 誰か、集団を抜けて飛び出してよ!」 の意味 ) と言われたら、何とオジサンがダッシュ !! いつもと違うな〜と思っていたら、高橋さんが 「 今日は父の日ながやぜ 」 と聞いて納得し、花を持たせる。
 帰り時刻は 17:00 ピッタンコとの話・・・・・・   END

追記
僕こと、鈴○は 「 サイクルスポーツ地方通信員 」 に珍しくも選ばれました。
これから、クラブランの事、T.C.Fの名を全国に広げる為、どしどしサイスポに原稿を送りたいと思います。
乞うご期待 !!
 

百万石道路入口

医王山縦走線
相変わらず非道いが、現在なんと舗装路

菱広峠
白兀平ヒュッテ近く

白兀平ヒュッテ展望台?

菱広峠

菱広峠
たぶんゴミ袋を持つ子が最年少

奥医王山山頂

奥医王山山頂の真下の池
木にぶら下がるモリアオガエルの卵

 医王山

医王山は富山、石川の両県をまたいでいる
現在、富山側の道路の方が整備が行き届いている
あの縦走線がオール舗装路!
まぁ、スキー場もあるしなぁ〜、、、
昔の面影は一つもありませ、、、、あった(笑)
相変わらず、崖っぷちな道です

菱広峠から奥医王山山頂までの道は、登山道です
山頂から横谷峠に通じる登山道が在りますが、残念ながら整備されていません
それから、横谷峠付近にもオロロが出るらしいです
あぁ〜怖い、、、(笑
)



前ページ     次ページ





[PR]動画